【ルービックキューブ】OLL(cross)の原理
<OLL(cross)の逆操作>
まず逆操作の変化を考える。
■概要
・Command
F [R, U] F'
F R U R' U' F'
・Commutator
A = R
B = U
S = F (Setup)
・操作
・変化領域
■原理
・過程
Setup以外の操作はSexyMoveの操作と同じ。
言い換えれば、SexyMoveの操作にSetupを追加した操作である。
SexyMoveについては下記参照。
(エッジキューブが三点交換されることが分かればよいので、参照するほどでもないが)
SexyMoveは、下記のようにエッジキューブが三点交換となる。
(下図ではコーナーキューブの交換も含んで記載されている。)
・結果
セットアップを行うことにより、下記のように変換される。
(セットアップにより、UB,UR,FRの三点交換 → UB,UR,UFの三点交換となる。)
すなわち、本操作と逆を行うことで、下の状態から上の状態(U面のcross)になる。
本項目では、エッジキューブのみを気にするため、エッジキューブの矢印の記載だけを残すと、下記となる。
<OLL(cross)の操作>
■概要
・Command
F [U, R] F'
F U R U' R' F'
・Commutator
A = U
B = R
S = F (Setup)
■原理
・結果
OLL(cross)の逆操作と逆を行うことで、下記の状態(UL、UBがセンターキューブと同じ色で、"┘"の形となっている状態)からクロスが作成できる。
なお、OLL(cross)の逆操作と逆をしているだけのため、下図は"OLL(cross)の逆操作"の図とただ単に逆となっているだけである。
※"┘"の形となっていない場合は、何度か本操作を実施することで"┘"の形を作成できる。本操作は、エッジキューブの三点交換しているだけなので。